「統計学基礎」とはいわゆる統計検定2級の教科書である。その中に掲載されている、「航空機の運行中止の例(例3)を用いて次の確率を求めよ。以下略」を、ベイズの定理を使って解いた。
教科書の問題は何度も解いているものの、ベイズの定理の問題だけは頭に入ってこないので、何となくブログにでも書いて解法を定着させようという考えのもと、以下を記す。
結論としては、以下のように図を書いて仕舞えば解けることが分かった。要するに樹形図である。
1 ← 全ての事象が起きる確率 ┣故障発生→0.01 ┃┣運行継続→1-P(A) ┃┗運行中止→P(A) ┃ ┣原因1→P(A∩H1) ┃ ┣原因2→P(A∩H2) ┃ ┣原因3→P(A∩H3) ┃ ┣原因4→P(A∩H4) ┃ ┣原因5→P(A∩H5) ┃ ┣原因6→P(A∩H6) ┃ ┗原因7→P(A∩H7) ┗故障未発生→運行継続→0.99
以下、問題の解き方を記録しておく。